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保育補助に向いている人はこんな人!子どもが好きだけじゃダメなの?

「保育補助に向いているのはどういう人なの?」

「保育補助って保育士と何が違うの?」

「保育補助って具体的にどんな仕事内容なの?」

保育士のことは知っていても、保育補助について知らないことが多くありますよね。

本記事では、保育補助に向いている人について解説するだけでなく、仕事内容やキャリアついてお話しします。

  • 保育補助に向いている人の特徴
  • 保育補助の仕事内容
  • 保育補助として働くメリット
目次

保育補助とは

保育補助とは、保育園など保育現場において保育士の業務サポートをする仕事です。

「子どもに関わる仕事をしたい」や「いきなりクラスの担任になるのは怖い」という方に向いています。

保育補助の大きな特徴は、保育士資格などの特別な資格が必要ないことです。

そのため、保育士資格の取得に向けて勉強中の人や保育の現場に興味がある人でも働けます。

保育補助に向いている人の特徴

保育補助に向いている人はどのような性格や考えを持った人なのでしょうか。

ここでは一般的に保育補助に向いている人がどのような性格や考え方を持っているのかをご紹介します。

こちらの中に自分が当てはまらないからと言って、保育補助に向いていないということではないので、その点は念頭において参考にしてみてください。

子どもへの愛情と忍耐がある

子どもたちとの接し方に愛情を持ち、忍耐強く接することができる人です。

保育の現場で子どもと関わる以上、子どもが好きというのは必須ですよね。

子どもが好きだということに加えて、言うことを聞いてくれな子どもに対しても忍耐強くコミュニケーションを取れる必要があります。

コミュニケーション能力

子どもたちとだけでなく、保護者や他のスタッフとも良好なコミュニケーションが取れる能力が求められます。

情報の共有や連携が円滑に行われることで、子どもたちの安全と発達を支えることができます。

後述しますが、他のスタッフとのチームワークが保育現場では非常に重要ですので、仕事でコミュニケーションを取りたくないと言う人はあまり向いていない職業です。

柔軟性と創造性

保育補助は予測できない状況や急な変化に対応する能力が必要です。

子どもたちの興味や行動パターンは多様で、柔軟に対応できることが重要です。

また、創造的なアイデアや活動を提案し、子どもたちの成長と楽しみを促進することも大切です。

責任感と安全への配慮

子どもたちの安全と健康を最優先に考え、責任感を持って行動できることが重要です。

また、保育施設のルールやガイドラインに従いつつ、子どもたちが安心して過ごせる環境を提供することも求められます。

チームワーク

保育補助はチームで働くことが多いため、他のスタッフと協力して働ける能力が必要です。

互いの補完やサポートができる関係性を築くことで、子どもたちへの質の高いケアを提供できます。

保育士と保育補助の違い

保育士と保育補助のどちらとして保育園で働くか迷っている人も多いでしょう。

そもそも保育士と保育補助の間にどのような違いがあるのかを資格や役割、仕事内容から解説していきます。

資格と役割の違い

保育士: 保育士は国家資格であり、特定の教育機関での専門的な訓練を受けた後に取得します。保育士は幼稚園、保育園、認定こども園などで、子どもたちの教育やケアを担当する専門職です。保育の計画立案や実施、子どもの成長と発達の支援などを行います。

保育補助:保育補助は、保育士の指示のもとで働くサポートスタッフです。一般的には保育士の指導や計画に基づいて、子どもたちの日常のケアや活動の準備、実施、後片付けなどを行います。保育の専門的な指導や計画策定は保育士が担当し、保育補助はそのサポートをします。

責任と業務範囲の違い

保育士:保育士は子どもたちの安全や教育的なニーズを直接的に担当します。保護者とのコミュニケーションや、保育の計画や評価の作成、子どもたちの発達を促進するための個別の支援など、専門的な責任があります。

保育補助: 保育補助は、保育士の指示に基づいて、子どもたちの日常的な世話や活動の準備、保育室の環境の維持、安全管理などを行います。保育士が行う教育的な決定や評価は直接的には担当せず、保育士のサポート役として働きます。

給料やキャリアの違い

保育士:専門的な訓練と国家資格を持つため、一般的に給与やキャリアの面で保育補助よりも高い位置付けにあります。保育士は保育施設での指導や管理的な役割に進むキャリアパスがあります。

保育補助:無資格でもなれる保育補助ですが、政府の創設した「子育て支援研修」を修了した者には「子育て支援員」の認定を受けられます。子育て支援員の認定は全国共通のため、研修を受けた地域に限らず全国どこでも子育て支援員として働くことができます。

保育補助として働くメリット

同じ保育現場で働く場合でも、保育士と保育補助のどちらかで働くことになります。

保育士と比べた場合の保育補助として働くメリットを解説します。

責任のさとストレスの軽減

保育士:保育士は子どもたちの教育的なニーズや安全管理など、より高度で専門的な責任を負います。教育プランの策定や保護者とのコミュニケーション、子どもたちの発達に対する個別のサポートなどが求められますが、その分ストレスも大きい場合があります。

保育補助:保育補助は保育士の指示に基づいて業務を行うことが一般的です。保育士が計画した教育活動やケアのサポートを担当し、責任の範囲が保育士よりも狭い分、ストレスが少ないことがあります。

働きやすさと家庭との両立

保育補助は保育士よりも比較的規則的な勤務時間であることが多く、週末や夜間の勤務が少ない場合があります。これにより、家庭と仕事との両立がしやすいというメリットがあります。

まとめ

本記事では、保育補助に向いている人の性格や考え方について解説しました。

待機児童や保育士不足などの社会問題となっていることが背景に、保育補助の需要は高まってきています。

保育補助は特別なスキルや保育経験は必要がなく、保育資格も必要がないため、一般的に保育士よりも就職難易度は低いです。

子どもの保育に携わりたい人は、ファーストステップとして保育補助を目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

保育士経験があるor保育士免許を持っている女性のキャリアに役に立つ情報を発信する編集部です。ピアノ講師→保育士→学童の先生というキャリアの3児の母が編集部長をしています。
子どもが産まれたタイミングで保育士を一度離職。子育てをしながらパートとして保育士に再就職。子育てが一段落したところで保育士の経験を活かした就職先である学童の先生として勤務中。

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