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保育士試験に独学で合格するために選ぶべきテキスト5選!

「保育士試験に独学で合格することはできるの?」

「保育士試験に独学で合格するための勉強ができるテキストが知りたい」

「保育士試験の準備は何をすればいいの?」

と考えている人保育士さんを目指している方に向けに書いた記事です。

これから保育士試験に向けて準備している人や保育士に転職したい方は本記事を参考にしてみてください。

  • 保育士試験について
  • 保育士試験を独学で合格するための参考になるテキスト
  • 保育士試験を突破する方法
目次

保育士試験について

保育士試験の概要

保育士資格について説明する前に、まずは「保育士」の定義について確認しましょう。

児童福祉法によると、「保育士とは、保育士の登録を受け、保育士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、児童の保育及び児童の保護者に対する保育に関する指導を行うことを業とする者をいう。(児童福祉法第18条の4)」とあります。

簡単に言うと、保育をするにあたっては専門的な知識や技術が必要で、また同時に保護者への支援を行うことができる専門性も求められるということです。

「保育」は、養護と教育を一体的に行う営みです。

保育士は、ただ単に子どもを預っていれば良いという仕事ではなく、教育も含めたさまざまな専門知識を駆使して行う仕事です。

保育士資格は、これらの専門的な要件を満たしているということを公的に証明するために設けられている制度なのです。

合格基準

保育士試験の筆記試験では、2日間かけて9つの試験科目を受験します。その全ての科目において、6割以上正解する必要があります。満点を取る必要はありません。筆記試験で出題される試験科目は、以下の通りです。

  • 保育原理
  • 教育原理
  • 社会的養護
  • 子ども家庭福祉
  • 社会福祉
  • 保育の心理学
  • 子どもの保健
  • 子どもの食と栄養
  • 保育実習理論

なお、教育原理と社会的養護はセット扱いのため、各科目50点満点となっており、それぞれで30点以上正解しないと合格と認められません。

筆記試験の全科目に合格しないと、実技試験に進むことができないため、すべての科目をバランスよく勉強することが大切です。

保育士試験に独学で合格するためのテキストはこれ!

保育士試験に独学で合格するためには、勉強をするための参考書やテキストが必要となります。

そこで保育士試験に独学で合格するための勉強に最適なテキストを紹介します。

『いちばんわかりやすい保育士合格テキスト 上巻・下巻 ’24年版』

近喰晴子さん監修、コンデックス情報研究所編著による、保育士試験合格を目指すためのテキストです。

この本は、保育士試験に向けた学習を効率よく進めるための教材として、多くの受験生に利用されています。

難しい保育士試験の内容を、初心者でも理解しやすいようにシンプルに解説しています。

特に保育の基礎から応用まで段階的に学べる構成となっています。

『保育士入門テキスト ’24年版』

保育士を目指す初心者向けに作られたテキストで、近喰晴子監修、コンデックス情報研究所編著によって成美堂出版から刊行されています。

保育士試験の勉強を始めたばかりの方にとって、非常にわかりやすく構成されており、基礎から段階的に学べる内容になっています。

イラストや図表を多く使い、文字だけではなく視覚的に学べる工夫がされています。これにより、視覚的に覚えやすく、頭に入りやすい内容となっています。

『わかる!受かる!保育士試験合格テキスト2024』

保育士試験の合格を目指す受験生向けに作られたテキストで、中央法規保育士受験対策研究会が編集した、中央法規から出版されています。

このテキストは、保育士試験に必要な知識を効率よく学べるように工夫されており、特に合格を目指す人に向けて実力を確実に伸ばせる内容になっています。

各項目ごとにわかりやすい小見出しで区切られており、ポイントを絞って効率的に学べます。

テキスト内のポイントや要点は色分けされ、視覚的にも理解しやすい工夫がされています。

『できる!受かる!保育士試験合格問題集2024』

保育士試験合格を目指すための問題集で、中央法規保育士受験対策研究会が編集した、中央法規から出版されています。

この問題集は、保育士試験の実践的な問題演習に特化しており、知識を定着させ、試験に必要な力を養うための優れた教材です。

本書に収められた問題は、実際の保育士試験の出題傾向を反映しており、試験形式に合わせて作成されています。

試験に必要な分野をバランスよくカバーしており、実際の試験に向けての実力をつけることができます。

『福祉教科書保育士完全合格テキスト 上巻・下巻 2024年版』

保育士試験対策のために非常に充実した内容を提供する教材で、保育士試験対策委員会が著し、汐見稔幸先生が監修したものです。

翔泳社から出版されており、保育士試験に必要な知識を効率よく学べるように設計されています。

汐見稔幸先生は、教育や保育分野で非常に高い評価を受けている専門家であり、長年にわたり保育士教育に携わってきた実力を持っています。

その監修のもとで執筆されたこのテキストは、信頼性が高く、試験合格に必要な知識をしっかりと提供してくれます。

保育士試験の過去問にも挑戦しよう

保育士試験に向けて準備として、テキストを使っての勉強は必要不可欠です。

さらに、テストの傾向を知っておくという意味でも、過去問を解いておくことをおすすめします。

市販の参考書を使って試験勉強をするのもいいですが、全国保育士養成協議会のホームページで公開されている過去問を解いてみるのもよいでしょう。

2024年1月現在、2023年の前期と後期の過去問が掲載されているので、これから保育士試験に挑戦しようとお考えの方はダウンロードしてみましょう。

出典:過去の試験問題/全国保育士養成協議会

まとめ

保育士試験は、保育に必要な専門的知識や技術を証明するための試験で、筆記試験と実技試験があります。

筆記試験では9つの科目があり、各科目で60%以上の正解が求められます。

試験対策には、わかりやすく構成されたテキストや問題集が効果的で、視覚的に学べる教材や実践的な問題集が特に役立ちます。

過去問を解くことも試験対策として重要で、実際の出題傾向を把握するのに役立ちます。

保育士試験を合格するためには、バランスよく学習を進めることが大切です。

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この記事を書いた人

保育士経験があるor保育士免許を持っている女性のキャリアに役に立つ情報を発信する編集部です。ピアノ講師→保育士→学童の先生というキャリアの3児の母が編集部長をしています。
子どもが産まれたタイミングで保育士を一度離職。子育てをしながらパートとして保育士に再就職。子育てが一段落したところで保育士の経験を活かした就職先である学童の先生として勤務中。

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