「保育士の免許の正式名称がわからない」
「保育士の免許を履歴書に記入するときは、どのように書けばいいの?」
「保育士免許を取るとどのようなメリットがあるのか知りたい」
本記事では、保育士の資格の取り方と資格を取った後の流れを解説してきます。
- 保育士免許の正式名称
- 保育士免許の履歴書への記載方法
- 保育士の資格を取るメリット
- 資格を取った後の流れ
保育士免許の正式名称とは?
保育士を目指している方でも、保育士免許の正式名称を知らないという方も多いです。
保育士の方でも、就職活動をされる際に、履歴書や職務経歴書に保育士免許の正式名称がわからず、どのように書けば良いかわからない方もいるのではないでしょうか。
保育士免許の正式名称について
保育士免許の正式名称は、「保育士資格」です。
以前までは、保育士資格は民間資格でしたが、平成15年(2003年)11月の児童福祉法改正により国家資格となりました。
そのため、保育士資格を持っている人だけが保育士と名乗ることができます。
保育士資格は、1999年の児童福祉施行令の改訂以前までは、保母資格として位置付けられていました。
保母資格を取得している方は、保育士資格への切り替えにより保育士として勤務が可能です。
保育士免許って履歴書にはどのように書くのが良いの?
履歴書には、保育士免許の正式名称である「保育士資格」と書くのが正しいです。
履歴書には、資格の取得年月を記載する必要があります。
資格の取得年月がわからないときは、保育士証の中に記載があるので確認してみましょう。
学校に在学中で、卒業と同時に保育士免許を取得できる方の場合は、履歴書に「保育士資格取得見込み」と記載します。
学校の卒業日が資格取得日となることが多く、資格取得日には、学校の卒業日を書きます。
保育士の資格が活かせる職業
保育士の資格があれば、保育士として働けるだけでなく、仮に保育士以外の職種で働きたい場合でも資格を活かすことができます。
保育士以外で保育士の資格が活かせる職業を紹介します。
託児所
託児所は、一時的に子どもを預けたい保護者が利用する施設です。
病院や商業施設、イベント会場などに設けられていることが多く、施設利用者の子どもを預かることが保育士の仕事になります。
託児所は日勤になることが多く、子育てとの両立が可能です。
児童養護施設
児童養護施設は、家庭の事情により家で親元で暮らすことができなくなった子どもを預かる施設です。
自動保護施設は24時間体制でシフトを組んでいるため、夜勤になる可能性があります。
認定こども園
認定こども園は、2006年10月に認定子ども園法が制定されたことによって設置が可能になりました。
預かる子どもの年齢によって必要となる資格が異なりますので、働きたいと思っている方は、現在の保有資格で働くことができるのかを確認してみましょう。
保育士の資格を持つメリット
保育士の資格を持っていると保育士以外の職種でも働くことができます。
保育士以外の職種でも働けるというメリット以外にも、複数のメリットがありますのでご紹介します。
ライフプランにあった就職ができる
保育士の資格は、受験条件に年齢制限がないため、年齢に左右されることがありません。
そのため、ライフプランにあったタイミングで資格を取ることができ、就職に繋げることができます。
育児がある程度落ち着いた第二の人生目標として、保育士を目指すことができるため、保育士資格を取っておくメリットは十分にあります。
将来性がある
保育士という仕事は、需要が高くなっており、将来的にも必要性が増してくる職業です。
そのため、活躍の場が広いことや将来性があることなども、保育士資格を取るメリットになります。
人生経験があらゆる場面で活かせる
保育士の資格を取っていれば、保育園があるところであれば、全国どこでも働くことができます。
また、子育ての経験や社会人経験が活かせるため、年齢を重ねた方でも歓迎されます。
保育士資格を取っておくことで、今までの経験を活かせる職場で働けるメリットがあります。
保育士免許を取得する方法
保育士免許を是非とりたい!という方向けに、保育士免許を取得する方法を解説します。
保育士免許を取得する方法は、2通りあります。
一つ目は、特定の養成学校に通う方法があります。
卒業と同時に保育士免許を獲得することができます。
2つ目は、年に2回ある保育士免許試験に合格することができれば、保育士免許を取得することができます。
まとめ
本記事では、保育士の資格について解説しました。
保育士免許は、年齢に関係なく取得することができ、保育士だけでなく託児所などで働く場合でも重宝されます。
保育士が需要の高まっている職種であるため、保育士免許を持っていると、セカンドキャリアとして保育士として再就職することもできます。
主婦をしていて、保育士を目指している方は、保育士免許を取ってみてはいかがでしょうか?
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