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給与を上げたい保育士さん必見!年代・都道府県別の給料と給与を上げる秘訣を解説!

「保育士をしていて給与を上げたいと思っている」

「保育士として働くのであればどこの県が一番年収が高いの?」

「年代別の給与水準を知っておきたい」

と保育士の給与について知りたいと思っている方が多くいらっしゃいます。

本記事を読むことで、年代別・都道府県別の保育士の給与について理解が深まります。

  • 保育士の年代別・都道府県別の給与
  • 保育士が年収を上げる秘訣
  • 保育士が転職を成功させる秘訣
目次

保育士の年代別・地域別平均年収は?

保育士の年代別や地域別の平均年収について、厚生労働省が出している労働統計調査(※1)によるとそれぞれ下記のような傾向になっています。

保育士の年代別平均年収

保育士の年代別の平均年収は働いている場所であったり、私立や公立によっても異なりますので、あくまでも参考値であることはご留意ください。

若手(20代)の保育士の平均年収は約300万円から350万円程度とされています。

30代になると、経験や資格取得により400万円から450万円程度に上がることがあります。

40代以降も継続して働く場合、500万円を超えるケースもありますが、これは経験や管理職としてのポジションによって大きく変動します。

地域別平均年収

都市部や人口密集地域では、一般的に平均年収が高くなる傾向があります。

一方、地方や人口の少ない地域では平均年収が低めになることがありますが、生活費や労働環境の面でメリットがある場合もあります。

最近の統計を元に、いくつかの都道府県を挙げますが、これらは全体の平均であり、個々の施設や経験によって異なることをあらかじめご理解ください。

  1. 東京都:東京都内は一般に保育士の年収が高い傾向にあります。大都市圏の需要が高く、給与水準も比較的高めです。
  2. 神奈川県:横浜市などの一部地域では、都心に近いこともあり、保育士の年収が高いことが報告されています。
  3. 大阪府:大阪市やその周辺地域でも、都市部での保育士の給与が高めであることが知られています。
  4. 愛知県:名古屋市などの地域でも、保育士の年収が比較的高い場合があります。

※1:労働統計調査

保育士の年収が上がりにくい理由

厚生労働省が公表している「平成28年労働統計計年報」(※1)によると、保育士の給料は他の職種と比べると低い水準にあります。

ではなぜ保育士の給料水準は低く、年収が上がりにくいのでしょうか。

地域によってニーズの違いがあるため

前述した通り、地域によって保育士の給与は大きく違いがあります。

人口が多く保育ニーズが高い地域では、保育士の需要も高く、人材獲得のために給与条件などが良いことがあります。

反対に人口が少なく、少子化が進んでいるような地域は保育士の供給過多となり、待遇がなかなか改善しないのです。

そのため、保育士の需要が小さい地域に関しては、勤務年数を重ねても思った以上に年収が上がらないことがあるようです。

待遇アップに消極的な保育園があるため

保育施設の多くは非営利団体や自治体が運営しており、財政的な制約や予算の限界が給与の引き上げを制約する要因となることがあります。

また、保育園によっては昇給制度を設けていないおらず、昇給制度がないことでいつまで経っても年収が上がらないのです。

公立保育士の場合は、国や県・市が運営しているため私立保育士とは給料体系が異なります。

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※1:平成28年度労働統計年報

保育士の給与を上げる秘訣を解説

保育士の年収は、年齢を重ねるごとに上がっていく年功序列の要素が強かったり、働いている地域によって異なることがわかりました。

では、今の年齢で働く地域を変えずに保育士の給与を上げる方法は無いのでしょうか。

本章では、今よりも収入を上げたと思っている保育士に向けて、保育士の給与を上げる秘訣を解説します。

キャリアップを目指す

1つ目は、キャリアアップを目指す方法です。

少し前までは、保育士の役職といえば、園長・主任保育士の2つのみでした。

2017年、保育士不足の問題を改善するために『処遇改善等加算Ⅱ』をつくり、従来の役職に加えて新たな役職を増やしました。

従来までの、園長・主任保育士に加え、副主任保育士・専門リーダー・職務分野別リーダーの3つが加わりました。

役職が上がっていくことで、仕事の内容や責任も増えてきますが、その分お給料も増えます。

年収を上げるためには、経験を積んでキャリアアップすることが一つの方法です。

公立保育士になる

公立保育士になることも年収600万円を目指す一つの手段です。

公立保育士とは、公立の保育園で働く保育士のことで、自治体に属する公務員になります。

公務員であるため、給料が安定しており、年功序列となっているため、基本的には勤続年数が上がってくれば給料も上がる仕組みになっています。

そのため、時間はかかりますが勤続年数が上がるのと同時に、グレードも上がってくるため、年収600万円を達成することも可能です。

給料の高い保育園に転職する

給料が高い保育園に転職することも年収600万円に到達するための方法の一つです。

認定保育園・認可保育園で働くてことで、給料が高くなる可能性があります。

また、働く場所によっても給料に違いがあり、やはり東京で働く保育士さんは給料が高くなる傾向にあります。

どこで働けば給料が高くなるのかをまとめた記事がありますので、そちらを参考にしてみてください。

保育士経験を活かせる職種に転職をする

最後は、保育士から離れてしまいますが、年収600万円を達成するということであれば、職種を変えることも一つの手段です。

保育士の経験を活かせる職種はいくつかあり、その中でも年収600万円を達成できる職種はあります。

保育士の転職を成功させるには

保育士の転職を成功させるためには、「頼ること」が最も重要です。

では、誰にどのように「頼る」のが良いのでしょうか。

結論からお伝えすると、「転職エージェント」に「頼る」ことが保育士転職を成功させる秘訣です。

転職先に求める条件に合致した求人を探してくれるところから、書類提出や面接のフォローもしてくれるため、希望の転職先への転職成功率を上げてくれるのです。

転職エージェントは基本的に無料(※一部有料サービスもあり)であることが多く、利用することでのデメリットがほとんどないことが魅力の一つです。

転職エージェントのコンサルタントはたくさんの保育士さんの転職のお手伝いをしてきた人が多いため、転職するか迷っている段階から相談してみるのも良いでしょう。

保育士におすすめの転職エージェント

おすすめの転職エージェント

保育士が転職する際には、保育士専門の転職エージェントを使うことをおすすめしています。

転職エージェントを利用することで、非公開の求人情報を収集できたり、面接対策をコンサルタントと相談することができ、効率的に転職活動をすするめることができます。

保育士ONE

保育士ONEは、株式会社リンケージが運営している保育士を専門にした転職・求人サービスです。

2021年1月にサービス開始した比較的新しいサービスですが、毎月多くの転職成功者を輩出しています。

好条件・非公開の求人を多数取り扱っており、会員登録をすると無料で閲覧することができます。

求人情報は関東地域が中心であるものの、地方の求人情報の掲載もあり、地方の保育士さんも利用することができます。

保育士ONEの利用者からの口コミや評判が良いことも特徴の一つです。

保育士ONEの口コミや評判に関する詳しい内容はこちらの記事をご確認ください。

保育士ONEの転職サービスが気になる方は、ぜひ登録してみてください。

キララサポート保育

キララサポート保育は、株式会社モード・プランニング・ジャパンが運営している保育士転職サービスです。

運営会社は、看護師さん向けの転職サービスも展開しており、運営元として信頼できる会社です。

また、転職サービス事業以外にも保育園を71園(2024年4月時点)運営しており、保育園の経営をしているからこそわかる保育士さんの悩みを解消してくれる求人の提案をしてくれます。

会員登録をしなくても、保育士さんに向けたお役立ち記事を掲載していますので、気になる方は一度公式サイトを見てみてください。

保育士エイド

保育士エイドは、「ストレスフリーの保育園を紹介してくれる」をコンセプトに保育士向けの転職サービスをしています。

保育士さんの離職理由は、職場の人間関係が悪いという理由が多く、そういった悩みを持っている保育士さんの転職活動を積極的に支援してくれます。

雰囲気の良い保育園を紹介してくれるため、転職後の満足度も高いことが保育士エイドのサービスの魅力の一つです。

現状の職場で人間関係が理由で転職を考えている方は、保育士エイドのコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、保育士の年代別・地域別の給与について詳しく解説しています。

保育士の給与は年齢や地域によって大きく異なり、都市部や年齢が上がるほど高くなる傾向があります。

年収を上げるためにはキャリアアップや転職が有効ですが、地域や施設の経済的な要因も影響します。

転職エージェントの利用が転職成功の鍵となるでしょう。

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この記事を書いた人

保育士経験があるor保育士免許を持っている女性のキャリアに役に立つ情報を発信する編集部です。ピアノ講師→保育士→学童の先生というキャリアの3児の母が編集部長をしています。
子どもが産まれたタイミングで保育士を一度離職。子育てをしながらパートとして保育士に再就職。子育てが一段落したところで保育士の経験を活かした就職先である学童の先生として勤務中。

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